志望校選びは、高校3年間の充実度やその後の進路などで考えて選択することが大切です。
しかし、「志望校をどう決めたらいいのかわからない」という相談をよくお子さんから受けます。そこで、下に"志望校選びのポイント"をわかりやすくまとめてみましたのでぜひ参考にしていただければと思います。
最近は公立、私立高校で共学化が進み、受験生も共学志向が高くなっていますが、伝統ある独自の教育を展開している男子校や女子高にも人気があります。共学か男女校かは、その特色をよく知り、自分の性格が合っているか考えてみましょう。
特に私立高校は、大学進学に力を入れている学校や礼儀作法の教育に厳しい学校、制服がなく自由な学校など、学校によってそれぞれ独自の校風があります。公立高校も授業の方法や行事への取り組みなど、学校ごとの特色があります。先輩に話を聞いたり、説明会などで実際に学校に足を運んだりして、学校の雰囲気を知っておくことが重要です。
すでに高校卒業後の希望進路が決まっている場合は、目指す大学や専門学校への進学のしやすさ、自分の将来像と結びついているかどうかも重要なポイントです。
楽しい高校生活を送るためには、勉強面だけでなく部活や学校行事の状況も調べておきましょう。生徒の取り組み方や盛り上がり具合も、学校によって全く違います。
自分の学力に合っていない高校を選んでしまうと、入学後に勉強面ですごく苦労をしたり、自信をなくしたりしてしまいます。自分の学力がよくわからないときは、模擬試験を受けて合格の基準と照らし合わせる、担当の先生に相談するなどしてみて下さい。
どんなに気に入った学校でも、片道2時間以上かかる場合は、他の近くの高校をもう一度見直してみて下さい。3年間通うので、通学時間が苦になって学校がイヤにならないように!