上の例の通り、点数だけを見ても成績を正しく判断できません。このように、「全体から見て自分がどのくらいの位置にいるのか」を数字で表して、正確に知る方法が「偏差値」なんです。

偏差値で大事なことは、「平均が50」ということです(テストの平均点を偏差値50と考えます)。まずは自分が平均からどれだけ離れているかを知りましょう。
①問題の難易度に関わらず、全受験者の中で自分の位置を客観的に知ることができます。
②自分の学力レベルを正確に知ることができるので、違う時期に受けたテストの結果を比べることができます。つまり、自分の学力の変化をつかむことができるのです。