【2021年(令和3年度)】
Aグループ
学力考査:2021年3月5日(金)
面接・特別考査:2021年3月8日(月)
Bグループ
学力考査:2021年3月10日(水)
面接・特別考査:2021年3月11日(木)
合格発表 2021年3月18日(木)
愛知県公立高校入試の一般入試は「複合選抜制」による試験となります。
複合選抜制とは、愛知県独自の公立高校の入試制度でAとB、2つのグループから1校ずつ受験校を選ぶことができるので、一般入試ではAグループで1回、Bグループで1回受けることができます。公立高等学校(全日制課程)の入学検査実施期日については、5年おきにA・Bグループの前後を入れ替えています。
2014年度から2018年度まではBグループを先に実施していましたが、2019度入学者選抜からはA・Bグループの前後の入れ替えを行い、Aグループを先に実施します。
①自分の居住地がどちらの学区になるのかを確認し、自分の学区の1群か2群かを選ぶ。※2校群をまたがっての高校選択は基本的にできないので注意
②その群内のAグループから1校、Bグループから1校の合計2校を選び、どちらかを第一志望、他方を第二志望とする。
★下の表から自分の学区と学校群を探してみましょう!
第3学年の9教科5段階評定を用いる。合計45点満点。
※一般選抜→2倍にした数値(最高90点)を評定得点とする。
※音楽科→音楽を1.5倍/美術科→美術を1.5倍/スポーツ科学科→保健体育を1.5倍/国際英語科・国際教養科→外国語を1.5倍した数値を評定得点とする。
国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の5教科。各教科45分・22点満点、合計110点満点。ただし外国語(英語)は、聞き取り検査が10分程度、筆記検査が40分。また、国際英語科及び国際教養科においては傾斜配点を行い、外国語(英語)の配点及び得点を1.2倍にする。
一般入試にも、すべての高校・学科で面接が行われています。面接も合否の重要なポイントの一つになっています。
●人数 : 3〜8人(5人程度) ●時間 : 3分〜20分(10〜15分)
●試験官 : 2〜4人(3人) ※( )内は最も多い例

①第一、第二志望者を併せた中で、学力検査点・内申点の順位がともに定員内に入っている者を「A」とし、それ以外を「B」とします。
②各高校において全受験者の校内順位を「A」、「B」の順に決めます。校内順位が上位の者から合格となります。
「B」については、内申点と学力検査点の比重を次のⅠ、Ⅱ、Ⅲのいずれかの方式から各高校が選択し、面接の結果などとあわせて総合的に判定を行う。
Ⅰ. 内申点 + 学力検査点(同等扱い)
Ⅱ. 内申点 × 1.5 + 学力検査点(内申点重視)
Ⅲ. 内申点 + 学力検査点 × 1.5(学力検査点重視)


Bグループの問題難易度に変化はありませんが、Aグループは28年度に少し難化する傾向を見せました。とは言え、とりわけ難しい設問はなく得点の差が開きにくいと言えます。
29年度は入試制度改革により、実力差が出やすくなるよう問題の難化が予想されますので注意が必要です。
論説文、小説、漢文では内容一致問題が出題され、空欄補充では形容動詞の語幹を抜き出させるという新しいタイプの問題が見られたほか、慣用句を完成させる問題が文章から独立した形で出題されました。

Bグループと比べればAグループはやや出題が難化しましたが、とりわけ難しい設問はなく得点の差が開きにくいと言えます。29年度の入試制度改革を意識した出題は見られませんでした。ですが、教科書の中心の学習だけでは糸口が見つけにくい視点を変えたものの味方・考え方を必要とする問題が出題されるため、日頃から色々な種類の問題に慣れておくことが必要です。

A,Bグループともに出題の難易度の変化はありません。教科書の表現を確実に身に付けることにより解答出来る問題が多く見られました。会話完成や整序問題の難度はやや高めなので、教科書の文法や語法に関する知識を確実に身につけておく必要があります。

Bグループは出題がやや易化し、AグループはBグループと比べればやや難化したと言えます。教科書の内容が重視の出題であることに加え、資料分析能力と知識の両方が必要となる問題が出題されるので練習問題で慣れておく必要があります。時事的な話題に関連した問題も出るため、普段から新聞を読む習慣をつけておきましょう。過去にあまり出題されていない紀元前2000年頃の日本の様子についての出題があったので、偏りのない学習が必要です。

A・Bグループともに難易度の変化はありませんが、Aでは出題単元に変化がありました。普段の学習で見落としがちな、「無性生殖」や「尿素が排出される経路」など、過去問にとらわれず、教科書を偏りなく学習することが必要となります。Bでは文章記述やグラフ問題は出題されましたが作図問題はなく、A ではグラフ問題、作図問題は出題されましたが、文章記述問題がありませんでした。総合的学力が問われる問題が出るため、複合的な問題に対応できるようにしておくことが必要となります。





通知表の評定や定期テストの結果だけでは、自分の学力の正確な位置は分かりにくいものです。このようなときには模擬試験を受けてみることで、県内の大きな集団の中で自分はどの位置にいるのかを知ることができます。愛知全県模試では、年間受験者数が16万人を超え、参加塾数共に県内最大の規模を持つ模擬テストです。志望校の合格可能判定データを参考に、今後の勉強効率アップにもつながるでしょう。
模試終了後には教科書にも対応した解答と解説もついてくるため、自分で復習することができます。
●出題数(配点)
第1.2回…各科目25問(100点)
第3~6回…英語・理科各20問、数学・社会各19問、国語18問(110点)
●時間配分(各科目25問)
第1.2回…英語 45分、数学・国語 各40分、理科・社会 各35分
第3~6回…英語 50分、数学・国語 各45分、理科・社会 各40分
●受験料
個人受験の場合 … 6,200円(税込)
※県外の方も受験が可能です。しかし志望校判定は愛知県内の高校しか反映されないので注意してください。
東京書籍株式会社のオンラインショップ「東書WEBショップ」と連携して、「愛知全県模試」の受験申し込み及び問題用紙などのダウンロードをインターネットで行い、自宅で受験できるシステムです。
解答用紙を愛知県高校入試問題研究会に送ると、実際の「愛知全県模試」と同じ成績資料が提供されます。
①「東書WEBショップ」の〈自宅模試〉ご購入の手順に沿ってお申込みデータをダウンロードする際に必要なIDとパスワードが発行されます。
②IDとパスワードを使ってログインし、データをダウンロードします。問題用紙などはお持ちのプリンターで印刷してください。
③テストを実施します。
④ダウンロードした日により30日以内に、解答用紙と志望校記入用紙を愛知県高校入試問題研究会事務局に郵便・宅配便などで送ります。
⑤事務局より、成績資料・解答&解説が送られてきます。

★最新の実施日程、各学年の出題範囲やお申込方法など詳しい情報は、愛知全県模試のホームページからご確認ください。
(ランナーでは、模試のお申込みは受付しておりません)
URL:http://www.zenkenmoshi.jp/
愛知全県模試に比べ、受験者は愛知県内でも偏差値の比較的高い高校を目指しているような受験者が多いため、平均点も高めになっている模試です。
また河合塾主催のため河合塾生も多く受験し、模試に対する対策もしているので差が明確に出てしまう恐れがあります。愛知全県模試と同じく、受験後の対策、解説の資料などが提供されているので、模試後は自分で復習することができます
千種、豊橋、岐阜の各河合塾校舎
3科目で3,400円(税込)、5科目で4,020円(税込)
申込み方法はインターネットからの申込みのみになります。パソコンまたはスマートフォンなどからアクセスしてお申込みください。受験料の支払いはコンビニまたはゆうちょ銀行ATMからの2種類があります。
★お申込み方法など詳しくは河合塾・中学統一学力テストのホームページからご確認ください(ランナーでは模試のお申込みは受付しておりません)。
URL:http://www.kawai-juku.ac.jp/trial-exam/jhs